「ホワイトニング」とは、加齢や遺伝、タバコや飲食による歯の黄ばみを、歯を削らずに白くする方法です。
「過酸化水素」という薬剤を使用して歯の中の着色物質を分解し歯を白くします。
当院ではウルトラデントなどを使用した「オフィスホワイトニング」を行っております。(取扱いのジェルが変わる事があります。)
その他、歯のトレーを作りご自宅でホワイトニングをするホームホワイトニングや、歯の中から白くするインターナルブリーチなどもあります。
ホワイトニングの流れは?
時間は?
オフィスホワイトニングの場合、おおよそ60分程度で完了します。初めての方は白さを持続させるために2回以上のホワイトニングが効果的です。
痛くはないの?
人により「刺激感」を感じることがあります。これは脱水症状が原因で歯には問題ないとされています。
約24時間以内に解消し、元の状態に戻ります。
よくある質問
歯を白くする方法はありますか?
歯を白くすることを一般的にホワイトニングと言います。ホワイトニングとは加齢や遺伝による歯の黄ばみを歯を削らずに白くする方法です。ホワイトニングの方法は2種類に大別されます。1つは歯科医院で行われるオフィスホワイトニング、もう1つが歯科医師の指導のもとご自宅でご自分で行うホームホワイトニングです。
歯科医院で行われるオフィスホワイトニングは、過酸化水素という薬剤を使用して歯の中の着色物質を分解し歯を白くします。ホームホワイトニングは歯科医院で歯に合わせてトレーを作成し、ご自分で低濃度の過酸化尿素できたホワイトニング剤を入れ、歯にはめて2,3時間おきます。時間と日数をかけてじっくりと白くしていきます。人によりますが2~4週間程度で効果が現れます。
オフィスホワイトニングは急いで歯を白くしたい方や忙しい方、ご自分で行うのが面倒な方へおすすめのホワイトニングです。
より効果を得たい方はホームとオフィスの併用をおすすめします。
誰でも歯を白くできるのか?
ホワイトニングはどんな人の歯でも白くできるというものではありません。
- 虫歯や歯周病はホワイトニング剤の刺激で歯痛が起こったり症状を悪化させることもありますので、治療をしてからホワイトニングを受ける必要があります。
- 人口の歯(入れ歯や差し歯、セラミックなどをかぶせた歯)を白くすることはできません。
- 妊婦や授乳中の女性は、ホワイトニング剤が胎児や母乳にどのような影響を与えるか判明していませんので、ホワイトニングの時期をずらす必要があります。
- エナメル質や象牙質が充分に発達できていない、形成不全が原因で変色してしまった歯にはホワイトニングはできません。
- ホワイトニング剤の主成分である過酸化水素を分解する酵素を体内にもっていない方はホワイトニングはできません。万が一ホワイトニング剤を飲んでしまった場合に薬剤が体内に残ってしまいます。
- 青みがかったダークグレーの変色やテトラサイクリンによる重度の変色はホワイトニングによる改善が困難です。
- 全身的な病気がある方はホワイトニングをしていはいけない場合がありますので、まずは医師にご相談してみてください。
白くなった歯は、元に戻ることはないのか?
その方の嗜好物、色に対する感覚、歯の構造などによって個人差がありますが、当院スタッフの平均では半年~1年で色は元に戻ります。白さを長く保つ為には、3~6ヶ月毎にクリーニングを受けることが必要です。また、半年に1~2回程度、タッチアップ(再ホワイトニング)をすることでかなり長く歯の白さを維持できるのでおすすめです。ホームホワイトニングの場合はホワイトニング剤が冷蔵庫で1~2年使用可能ですので、通院なしにご自分で再ホワイトニングをすることができます。